われわれは仕事において努力するべき目標を変えた。ふつうの不動産業者ならば、物件を高く売却するために努力するのだが、こちらは、それと同じだけのエネルギーを、お客さまにいい不動産投資をしていただくためにつかうことにしたのである。そのおかげで、われわれのシステムができあがったのだ。われわれのシステムでは、なによりもまずお客さまの経済事情を第一に考える。そのため、前にも書いたように、お客さまの最初の訪問のときには、物件を持っていかない。まず、お客さまの事情をうかがっておいて、そのあとで、ぴったりと合った物件が出たときに、その連絡をさせていただくのだ。このことにどんな意味があるのか。じつは、これこそが、取り引きのスピード化をはかり、売買契約に関するコストパフォーマンスを削減する大きな道なのである。売買に関する時間は短ければ短いほど、不動産会社の資金回転率が高まるから、業者としては利益があげやすくなる。そのため、お客さまの物件収得価格が下げられるのである。もうすこし詳しく説明しよう。一般の方が不動産を購入するときには、住宅ローンを組むことになる。まず、物件に関する契約がある。仮に、1億円の物件だとすると、頭金が1千万円、中間金1千万円、残金8千万円などとなって、残金の8千万円をローンに組む。
高く売却するために努力する
コメントをどうぞ
コメントを投稿するにはログインしてください。